新勧日記 2017 中編 byあつこ
さて、わくわく特色入試合格者のメールを受け取った京大カレー部。
・・・・・・入部ってどうやってするんだっけ?
誰も新歓期に入部したことがないので入部の仕方、してもらい方もわかりませんでした。
新歓イベントも特に用意していなかったので、普段の活動に遊びにきてもらえばいっか、ということに。
普段の活動といえば総人広場での出店や試作会ということですが、
幸いなことに4月の試作会は4代目部長石崎楓の鎌倉はアナン邸でのイベント用。
やった、イベント感でるじゃん!とガッツポーズの部員でした。
この日の試作会は普段とは趣向を変え、
というもの。
個人的に楓さんとの、そしてカレー部との初対面はかなり衝撃的でカルチャーショックを受け
常識を全て覆されると同時にあたたかで穏やかな時間を手に入れてしまいというとてつもない経験をしたので、
楓さん1人がぞろぞろと10人弱の新入生を連れてお買い物に出かけて行く様子は少しどきどきして見ておりました。
京大生の中の京大生だぞ、新入生たちには刺激が強いぞ、と・・・
その時の新入生と楓さんの出会いがどうだったのかはわかりません。聞いてみたい。
今回の材料は京野菜と牛すじ。
空気はたくさん入ってるけど中身があんまり入ってない高級ポテチを買ってきた子もいましたね、いいぞ新入生!
牛すじは諸事情によりかにさんの優しさと能力が発揮されることとなりましたが、
無事材料を揃えカレーを作り始めます。
私も楓さんのカレー作りを見るのが好きです。
次に何をするかわからないし、丁寧に時間をかけてカレーができていくのを見ると
なんとなく幸せな気持ちになるから。
新入生が入れ替わり立ち代わりキッチンに集まり、
おしゃべりしてポテチをつまむ。
なんでこの子たち大学入ってこんな良い天気の昼間にカレー本読んでカレー出来るの待ってるのかしら。
お花見しなくて大丈夫かなとも思うんですが、
これが私の見る京大カレー部のいつもの姿でした。