元田中にある京都中華物産がすごい
こんにちは。マルタです。
京大近くにできたお店『京都中国物産』が想像以上にすごかったので紹介します。
京都中華物産店(京都中华物产店)
〒606-8236 京都府京都市左京区田中大久保町23−2
075-286-4788
https://goo.gl/maps/3hkdRDhSZwr
ここです。百万遍から徒歩で10分くらい。
中に入ると真っ先に見えるのがこれです。肉。
中華風に煮た肉たちが並んでいます。
左上の皿から順に、豚の耳、鶏砂肝、豚の尻尾、豚の横隔膜&脚、アヒルの頭&脚、豚の鼻です。すごい。
店の中央には巨大な冷凍庫があり、こうした変わり種の肉が陳列されていました。上にあげた肉たちの他には皮付き豚バラ、豚背骨、豚ハツなど。
さらに壁面にも冷凍庫が並んでます。
こちらは加工済み食品や肉以外の生鮮品がぎっしり詰まっていました。
牛乳まん、桃まんなどコンビニには絶対に置いてないような中華まんに加え、小籠包なども格安で購入できます。11月祭のとき、これを温めて出すだけで大人気になりそう。
さらに冷凍のドリアンも置いてありました。
5・6かけ入って3000円とかなりの高級品ですが、同行していただいたカレー工房ギャーのギャーさんがためらいなく購入しました。すごい。
写真を撮り忘れてしまったのが残念ですが、噂通りの強烈なにおいでした。悪くなったキャベツやタマネギのような硫黄系統のものです。しかし味は最高で、繊維っぽさが全く無いなめらかな食感にトロピカルな甘さが乗ってとてもおいしかったです。
食中・食後すぐだとなぜかにおいが全然気にならなくなるので、リズミカルに食べ続ければ無敵状態を維持できます。攻略法です。やってみてください。
その他商品です。午後の紅茶がこんなに浮くことってありますか?
カップラーメンです。かたつむりが描いてありますが、入ってるんでしょうか。
いろいろ買って帰りました。
キュウリ味のポテチ、ミルクキャンディで包まれた干し梅、大豆ミートの串焼き風、インスタントの辛いまぜそば、辛いポテチ×4です。
ミルクキャンディで包まれた干し梅こと乳梅(ルーメイ)が個人的に大ヒットでした。中の干し梅が甘くカリカリしていて、牛乳味のソフトキャンディとよく合います。
インスタントの混ぜそばです。割り箸が中に入っていたのでびっくりしました。
さてこれは豚の尻尾です。冒頭に貼ったお惣菜もしっかり購入してあります。
表面が分厚い脂身で覆われてる上、ゼラチン質たっぷりなので全体的につるっつるです。量こそ少ないですが芯にはしっかりとした筋繊維が通っていて、肉の旨味も強くおいしかったです。
ハラミです。薄い横隔膜に分厚い筋肉がくっついています。筋肉には筋がなく食べやすかったです。初心者向け(?)。
アヒルの首です。やさしい表情をしていますね。
煮魚と同じ理屈なのか、顔の肉は脂もよく乗り旨味も強く今日一番のおいしさでした。頭蓋内部の脳味噌もまったりした舌触りでいかにも珍味という感じ。おすすめです。やっぱり可食部は少ないですが。
最高の写真が撮れました。豚の鼻です。
食感らしい食感がなく、抵抗なく噛み切れます。見た目があまりにもそのままな上、噛んだ断面に毛穴がダイレクトに見えるのでかなりグロテスクでした。裏返すと鼻を内側から見るというレアな体験ができます。上級者向け。
冷凍のアヒルの首肉を買ったので、料理してみましょう。
鶏肉に比べるとはるかに赤みが強いのが分かると思います。
中国語でググったら出たサイトのレシピをなぞっているんですが、人が死ぬ量の花椒&唐辛子を入れろと書いてあったので、さすがに少し減らしました。それでも多すぎるくらいですが。
いいのか?
地獄。
醤油で味をつけ完成です。たしかに本場っぽい味になった…!と感動があります。アヒルの肉は鶏に比べ味も匂いも強く、かなりクセがあります。そのクセを大量のスパイスでねじ伏せるのがこの料理なんですね。味はおいしかったです。
何を食べても麻辣味の攻撃的なラインナップの中での唯一の癒し、小籠包です。レンジで温めると冷たかったり爆発したり難しいので蒸すか揚げ焼きにするのをオススメします。行ったらとりあえず買いましょう。
中華まん用の保温器も置いてありましたが、行ったのがオープンから数日後だったためか未稼働でした。あの店はまだもう一段階強くなるということです。
すごい場所なので是非一度行ってみてください。
それでは。