カレー部日記

京大カレー部HP https://kyodaicurryclub.jimdo.com/ もよろしくお願いします。

無印良品のカレー15種類食べ比べ。 byしおつ

 

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京大カレー部一部員しおつによる、無印良品カレー食べ比べ。

 

 今回食べ比べた、無印良品カレー15種類を超個人的好みによってランキング形式に並び替えて感想を書いてみました。

 

1位 キーママタル

 

キーマカレーにグリンピースが入った種類のカレー。

食べ比べした私が豆を好きであることも功を奏して第1位。

辛さはちょっと辛め(3)でスパイシーさが感じられた。

 

2位 チキンシャクティ

 

ローストココナッツ(ココナッツの粉末)の食感が素晴らしいカレー。

ココナッツミルクのコクも深くてチキンもゴロゴロ入っている。辛さはちょっと辛い(2)。

 

3位 グリーン

タイカレー。辛い(5)がココナッツミルクの甘さも感じられ、辛さを気にせずにパクパク食べられた。

チキンやきのこ、ジンジャー(?)などいろんな種類の具材が入っていて満足。しゃばしゃば系

 

 

4位 ジンジャーパネン

 

ジンジャーと鶏肉がメインのカレーで、ジンジャーによる独特の辛さ(3)が感じられた。

はじめはバターのような甘味がほのかに。しゃばしゃば系

 

5位 キーマ

 

The 王道。ちょっと辛め(3)

 

6位 プラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)

 

ココナッツミルクの甘味が感じられるちょっとだけ辛め(2)なカレー。

海老のエキスがグッときて、名前通りクリーミーであった。

海老がぷりぷりなバージョンも食べたいなと思ってみたり…。

 

7位 マッサマン

 

ナッツとじゃがいもと小ぶりなチキンのカレーで、ナッツの風味が良い。ちょっと辛め(2)のしゃばしゃば系

 

8位 ダール(豆のカレー)

 

ちょっと辛い(2)豆のつぶつぶ感が良く、これまた私が豆カレー好きなので好印象。

 

9位 バラックパニール(ほうれん草チーズカレー)

 

辛め(4)なカレーでチキンとチーズがゴロゴロ入っているので食べ応えがある。いい緑色をしている。

 

10位 クリーミーチキンカレー

 

辛味が(2)ないように思った。名前の通り濃厚でクリーミーな味わいだった。チキンがゴロゴロ入っている。

 

11位 飴色玉ねぎの野菜カレー

 

辛みはなく(1)、じゃがいもと人参、インゲンがとろとろになった状態で入っている。日本らしいカレーである。

 

12位 マトンドピアザ

 

マトン(羊肉)と玉ねぎのカレーでちょっと辛い(3)。

マトンのくせがいい感じにあって、どろどろしたルーの質感が個人的に好んだ。マトン結構入っている。

 

13位 バターチキンカレー

 

無印良品のおすすめカレー。あまり辛くなく(2)チキンがしっかり入っている。他のものに比べるとレトルト感が少しあった。

 

14位 シチリアレモンのクリーミーチキンカレー

 

15位 国産リンゴと野菜のカレー

 

辛みはなくて(1)野菜の甘味が生かされている。小さい子供でも食べられそう。

 

全体的にココナッツの効いているタイ風のカレーのほうがよりおいしく感じられました。

 

定番のバターチキンカレー以外の新たな自分好みのカレーを見つけることを強くおすすめします!!!!!!!

わたしがカレー部に入ったころ byけんと

新勧気分高まるこの頃、

カレーを食べたあとの雑談のもっぱらの話題はどうしてカレー部に入ったのかということです。

 

わたしがカレー部に入った経緯は、友達とお昼ご飯を食べにいこうとしていた日に

その友達が先生にレポートを渡しにいくというので総人の建物についていったのですが、何やら建物の中がくさい。

 

階を登るにつれて匂いが強くなり、思わずなんかくさいねというと、

 

「一週間前に、僕の主宰する学生団体のイベントで参加者にご飯を提供するためにカレー部を呼んだらこの有り様だよ。」とのことでした。

 

前代未聞の嗅覚を通して出会ったサークル。

 

入部を決意しました。

彼から連絡先を教えてもらい3代目部長の楓にラインしたところ、

 

「週末にアメフト部の試合でフード提供するからよかったらきてほしい」

「ところで家は大学に近かったりしますか?」

 

と聞かれ、出町柳周辺ですと答えると

 

「機材をおかせてほしい」

 

というインド人顔負けの距離のつめかた。しびれました。

 

「できたら住所を教えてください。」

 

「出店で使う鹿肉8kg送りたいのですが、冷凍庫に入りそうですか?」

 

ノックアウトです。ここに京大はありました。

 

こうして、私は日本でも数少ない鹿肉を8kg送りつけられた男になりました。

 

機材の受け取りの待ち合わせを時計台に取り決めると

 

「あとは見たらわかると思うので」

 

と一言。

 

時計台に向かうとそこにはくすんだオレンジのワンピースにからし色のカーディガンをはおり、金色の鍋を抱える女性が待っていました。

(当時彼女は、休学し富山で住み込みで農業インターンに参加していた。)

 

「新幹線で塩こうじを落としてしまい、割ってしまった。」

 

彼女の口から聞く話はいままで聞いたことのないことばかりで

 

正直、面喰ってしまいましたが、

 

筋は通っている。自分が慣れていないだけだ。カレーの国ではこれが普通なんだと言い聞かせ、必死に会話についていきました。

 

そして、週末。

 

初めてみるスパイスからのカレー作りに興奮しました。

 

カレーに詳しくなることがカレー部に求めることの大きい部分だったので、

 

この人たちと一緒に頑張っていこうと思いました。

 

出店を通じてお互いにフィーリングもしっかり合うと確認できたので、

 

以降の出店(未定)から参加してくださいとのことで晴れて入部。

 

楓さんといきなりガツンと(もはや交通事故)出会い、

 

忘れることのできない体験をしたことが

 

カレー部でいろんなイベント(マイルドなものではありますが)をする原動力になっています。

岡山訪問 後編 byよしけん

続いてサリークイーン農家さんを訪問しました。

 

 

もともと今回の岡山旅その農家さんとの繋がりから生まれたもの。

以前、偶然カレー部の雑誌記事を読んでご連絡くださいました。

それがきっかけでサリークイーンのサンプルを送っていただき、以来カレー部の師匠の一人です(笑)(笑)

 

先に述べたスパイス料理教室も農家さんにご紹介いただいたんです。

 

サリークイーンというのは

インドのお米と日本のお米を掛け合わせて作られた米の品種。

 

パラパラ感ともちもち感のバランスが絶妙で日本人がカレーと合わせて食べるのにはもってこいです。

チャーハンやピラフにも合うそう。

 

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まず農家さんの田んぼを見せていただき、その後ご自宅にお邪魔しました。

 

農家さんが自ら立ててくださったお茶をいただきながら、

 

話はサリークイーンの話題に…

 

「今日本ではコシヒカリが日本米として最高の評価を受けているでしょ。だから今いろんな日本のブランド米はコシヒカリに寄っていってる。でもこの日本米どうしの違いって所詮おじさんおばさんの戯言に過ぎなくて、若い子たちはそんな違いわからないと思うんだよね。パン・麺に傾いてしまっている若者たちに少しでもお米に目を向けてもらうのに、果たしてコシヒカリだけでいいのだろうか。何じゃこりゃ!?と思ってもらえるような米があってもいいんじゃないか。」

 

このような思いから農家さんはインドの米に目をつけ、25年前にサリークイーンの栽培を始めたそうです。

 

最初は喫茶店やレストランをターゲットに営業を重ねたもののなかなか響かず。

 

その後カレー屋にターゲットを変更してから、ここ数年でようやくサリークイーンを必要としてくれる人や店が現れ始めたそう。

僕たちが料理教室で伺ったパイシーパイスさんもその一つ。

 

何でもシェフ曰くサリークイーンが、南インドのお米にそっくりだったとか。

 

信念をもって、自分の好きな米に若者が振り向いてくれるようにサリークイーンの栽培を続ける農家さんの姿。

 

僕にはとても素敵にうつりました。

 

そして、そんな農家さんとカレーという共通の趣味を通じて、遠距離ながらご縁をいただけていることをカレー部一同誇りに思ってやみません。

 

初めてサリークイーンを食したときの驚き、感動、好奇心をくすぐる何か…

 

カレー部の世界をまた少し広げてくれました。

 

 

農家さんお世話になりました。これからもよろしくお願いします。

 

 

岡山訪問 前編 byよしけん

先日、僕としおつで岡山に行ってまいりました。

旅の目的は

 

・スパイス料理教室への参加

 

・サリークイーン農家さん訪問

 

の2つです。

 

まず岡山駅から車で10分ほどのところにある南インド料理レストランパイシーパイスさんにお邪魔し、スパイス料理教室に参加してきました。

南インド出身のシェフが僕たちを含めた15人ほどのお客さんにスパイスを使ったインド料理を教えてくださります。

毎月メニューを変えて行われているこのイベント。

 

今月のメニューは

 

ビーフカリー(ケララスタイル)

 

・小松菜のトーレン

 

・チャイ

 

の3つでした。

周りのお客さんは皆さん骨の髄からカレー好き!!

質問のレベルが高い!!

「普段からカレー作ってないとその質問出てこないでしょ笑」

みたいな質問ばっかり。

僕としおつも負けじと必死でメモをとり写真を撮ります汗

 

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面白かったのはシェフの方が料理のレシピだけでなくインドのカレーのことをいろいろ教えてくれたこと。

 

 

インド人はアイスティーを飲まないとか。

夜にはヨーグルトをあまり食べないとか。

 

(インド人は夜に魚のカレーを食べることが多いみたいなのですが、インドでは魚とヨーグルトを同時に食すと体に毒だという考え方が一般的だそうです)

 

また料理が進む間もシェフは思い出したように次から次へとインド料理のあれこれを教えてくださいます。

 

「次はこのスパイス加えます。あ、このスパイスは~のカレー作るときに一杯入れるといいよ。

…のカレーの時は使わない方がいいね。」

 

といったように。

 

五感を総動員していっぱい学んだ僕たちはお腹ぺこぺこ…

 

そして遂に出来上がった3品を食べます!!

 

 

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…おいしい!!さすがはプロの味

 

 

ビーフカリーの牛肉は余分な脂が抜けており全くしつこくありませんでした。

 

肉の味だけに頼ることなく、肉の旨みを引き立てつつスパイスの香りと味がしっかり共存しています。

 

ここまでシャバシャバのカレーは僕にとっては新鮮でしたし、トーレンとも相性抜群!!

 

まだまだカレー初心者の僕には目から鱗の知識が次々に出てきて、カレーへの好奇心をますます刺激された実りある教室でした♪

カレー部って、何? byあつこ

出会いの季節、春。

 

大学生なら誰もが必ず聞かれる質問。

 

『サークル何やってるの?』

 

 

 

『京大カレー部です!』

 

そう答える度にきょとんとした顔を何度となくされました。

 

 

 

カレー部って、、、何?』

 

カレーとは何か、その定義が難しいのと同じくらい、

 

カレー部とは何かを定義するのは難しいと思うのです。

 

カレーを食べに行くサークル?

 

いや、食べるだけじゃありません!

 

カレーを作るサークル?

 

ただ作るだけじゃつまらない!

 

カレーを研究するサークル?

 

だけど外にも飛び出していきます!

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これは前部長の言葉ですが、

カレー部って一種のイベントサークル』でもあると思うんですよね。

 

カレーの周りに人が集まり、

友達が友達をよんで広場に人だかりを作る

 

目の前の人たちがみんな、

 

自分たちのカレーを片手にわいわいしている。

 

これが私たちにとっての総人広場の光景です。

 

カレーが嫌いな人ってあんまりいないと思うんですよね。

 

でも誰もがこだわって作ろうとするわけでもない。

 

変わったカレーを友達が目の前で作っていたら、そりゃあ食べさせて!って言いたくなります。

 

もちろんカレーの歴史や背景、文化の違いなど、語ろうと思えばいくら語っても足りません。

ものすごく深くて、興味をそそられるし、驚きの連続です。

 

でもカレーの良いところは食べるだけで楽しいところ。

 

よく言われるように、食のあるところはコミュニケーションの場になります。

 

 

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その中で、なぜカレーなのか?

 

みんなが好きで、スパイスを抱えて出かけていけば

どこにいたって作れてしまうフットワークの軽さがカレーの強みです。

 

極めれば極めるほど、カレー屋さんや農家さん、メーカーさんとの出会いがあり、

出会った方たちに新しい世界を教えていただくこともできます。

 

一人暮らし初めてのメニューから、旅行の目的、はたまた哲学にもなってしまう

そんなカレーの幅広さが、カレーがカレーたる所以ではないでしょうか。

 

カレーはひとつのコミュニケーションツールであり、

それを提供するのが私たちの活動の一つでもあります。

 

カレー部バースデープロジェクトもその一環です。→

www.youtube.com

 

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私はもうそろそろ部長代替わりなのですが、この先も、カレーを研究するだけでなく、部員だけではなくてその友達も、そのまた友達も一緒に、みんなと過ごす場所を提供する、

そんなサークルであり続けてほしいと思っています。

 

ということで、

 

2018年度もイベント出店のご依頼、企画お待ちしています!╰(*´︶`*)╯♡

 

 

 

かぼちゃカレーを三段活用したい byしおつ

2017年度京大カレー部後期総まとめで、

私はかぼちゃカレーを作り、

まずはベジで、次にミルクを加えテクスチャーを変え、

最後にお肉を加えるという三段活用をしました。

 

 

 

最初に作ったものからどんどん派生させていくという

ベジカレーならではの楽しみ方を発見しました。

 

 

そして、再びの挑戦。

 

 

<レシピ>

 

玉ねぎ1個を粗みじん切りする

 

                                                

ココナッツオイル大さじ1をフライパンに入れ、

 

 ホールスパイスとして

 

・シナモン5cm

 

・クミンシード小さじ1

 

・赤唐辛子 1個

 

を加えてオイルに香りを移す

 

(シナモンを先に入れるといい感じな気がする)

 

玉ねぎと塩1つまみを茶色になるまで炒める

 

(水2分の1カップを徐々に炒めながら加えると玉ねぎの繊維の崩れが加速しメイラード反応が促進される、、?)

 

 

生姜とニンニクを加える

(と言いながら私は加え忘れております)

 

 

ホールトマトの固形で残っているトマトを2個分入れてつぶしながら炒める

 

ここで分量外の水を加えて水分量を調節しています

 

カレーの元が出来たら火をいったん止め、

 

オールスパイス小さじ1

 

コリアンダー大さじ1

 

(かぼちゃにはオールスパイス!)

 

・牛乳180ml

 

・レンジでチンしたかぼちゃを適当な大きさで

 

・しめじ半パック

 

分量外の水を加えて

 

蓋をしてしばらく煮込む。

 

これで第①段階の完成としました。

 

3分の1をとり、

 

残った半量に鶏もも肉を入れて第②段階

 

 

残りの半量に牛乳をさらに80mlを入れて第③段階としました。

 

①はカレーのルー全体からかぼちゃの風味がしつつしっかりとカレーに仕上がって、総まとめからの進歩がみられました。総まとめの時には甘味が際立ってスパイスを弱めている気がしたのですが、今回はカレーだ!となるほどにスパイスを利かすことが出来ました。

 

②では鶏もも肉のうまみが足され、これ単体のカレーで1食として十分満足できるものになったと思います。やはりお肉の力は大きく、ベジカレーの難しさも同時に痛感することが出来ました。

 

③は、①からさらに牛乳を加えることで、さらさらとした質感のカレーを目指しました。スパイスが弱まったので、カレーリーフマスタードシードテンパリングを加えました。

 

しかし、

 

 

 

なんかわからん、、、

 

 

 

辛みかな?と思って、カイエンペッパーとブラックペッパーを加えてみたのですが足りないのは辛みではなかったようです。

 

今も何を足せばいいのだろうと考え中です。

 

 

カレー部の奮闘は続きます。

 

 

BOOK LIST  byけんと

カレー好きが集まってレシピ本を読むと

 

「これ作ったことある!」「作ってみたい!」「こんなメニューがあるんだ」と

 

まるで旅行のガイドブックを読んでるみたいに盛り上がります。

 

 

カレー好きな友達と

この本面白いよっておすすめのレシピ本を貸し借りして

面白くて自分でも買っちゃったり。

 

 

そんな楽しい体験をみなさんと共有したいと思い

BOOK LISTのページを開設しました。→カレー部HPへ 

https://kyodaicurryclub.jimdo.com/book-list/

 

レシピ本に限らず、

カレー部がどんな本を読んでカレー作りの刺激を得ているか紹介していきたいと思います。

 

 

 

レシピ本を参考にしていろいろなカレーを作ることも

カレー部の活動の大きな割合を占めています。

 

 

少し時間はかかりますが、これからは

レシピ本を読みながら作ってみて

感じたこと、考えたこともを

発信していくページも開設する予定です。