カレー部って、何? byあつこ
出会いの季節、春。
大学生なら誰もが必ず聞かれる質問。
『サークル何やってるの?』
『京大カレー部です!』
そう答える度にきょとんとした顔を何度となくされました。
『カレー部って、、、何?』
カレーとは何か、その定義が難しいのと同じくらい、
カレー部とは何かを定義するのは難しいと思うのです。
カレーを食べに行くサークル?
いや、食べるだけじゃありません!
カレーを作るサークル?
ただ作るだけじゃつまらない!
カレーを研究するサークル?
だけど外にも飛び出していきます!
これは前部長の言葉ですが、
『カレー部って一種のイベントサークル』でもあると思うんですよね。
カレーの周りに人が集まり、
友達が友達をよんで広場に人だかりを作る
目の前の人たちがみんな、
自分たちのカレーを片手にわいわいしている。
これが私たちにとっての総人広場の光景です。
カレーが嫌いな人ってあんまりいないと思うんですよね。
でも誰もがこだわって作ろうとするわけでもない。
変わったカレーを友達が目の前で作っていたら、そりゃあ食べさせて!って言いたくなります。
もちろんカレーの歴史や背景、文化の違いなど、語ろうと思えばいくら語っても足りません。
ものすごく深くて、興味をそそられるし、驚きの連続です。
でもカレーの良いところは食べるだけで楽しいところ。
よく言われるように、食のあるところはコミュニケーションの場になります。
その中で、なぜカレーなのか?
みんなが好きで、スパイスを抱えて出かけていけば
どこにいたって作れてしまうフットワークの軽さがカレーの強みです。
極めれば極めるほど、カレー屋さんや農家さん、メーカーさんとの出会いがあり、
出会った方たちに新しい世界を教えていただくこともできます。
一人暮らし初めてのメニューから、旅行の目的、はたまた哲学にもなってしまう
そんなカレーの幅広さが、カレーがカレーたる所以ではないでしょうか。
カレーはひとつのコミュニケーションツールであり、
それを提供するのが私たちの活動の一つでもあります。
カレー部バースデープロジェクトもその一環です。→
私はもうそろそろ部長代替わりなのですが、この先も、カレーを研究するだけでなく、部員だけではなくてその友達も、そのまた友達も一緒に、みんなと過ごす場所を提供する、
そんなサークルであり続けてほしいと思っています。
ということで、
2018年度もイベント出店のご依頼、企画お待ちしています!╰(*´︶`*)╯♡